高粘度液剤の定量塗布を自動化|ユニバーサルロボット「UR10e」×武蔵エンジニアリング高性能モーノ方式ディスペンサー「MOHNOMASTER」
ユニバーサルロボットの協働ロボット「UR10e」と武蔵エンジニアリングのモーノ方式ディスペンサーを組み合わせることで、高粘度液剤の塗布工程における定量性・品質の安定化と自動化を支援します。
HAMASHO CORPORATION (THAILAND) LTD.(以下、HAMASHO)では、ユニバーサルロボットの協働ロボットと武蔵エンジニアリングのディスペンサーを組み合わせた塗布自動化ソリューションを提案しています。
今回のデモユニットは、自動車部品のバッテリーケースやモーターカバーなどへのガスケットシール塗布を想定。ユニバーサルロボット「UR10e」に武蔵エンジニアリングの高性能モーノ方式ディスペンサーを組み合わせ、高粘度液剤の定量塗布をロボットで自動化しています。

高粘度液剤の塗布で求められる「定量性」と「気泡対策」
シール剤や接着剤などの塗布工程では、吐出量や塗布軌跡のばらつき、液剤への気泡混入が品質に影響する場合があります。特に高粘度液剤を連続して塗布する工程では、狙った位置へ一定量を安定して吐出することが重要です。
本デモでは、協働ロボットが設定した軌跡に沿ってディスペンサーを移動させ、モーノ方式ディスペンサーが液剤を定量吐出。ロボットによる位置・軌跡制御とディスペンサーによる安定した液剤吐出を組み合わせることで、塗布工程の自動化を図ります。
協働ロボット「UR10e」で塗布軌跡を自動化
本デモに採用したユニバーサルロボットのUR10eは、可搬重量12.5kg、リーチ1,300mmを備える6軸協働ロボットです。広い作業範囲を生かし、比較的大きなワークの外周や複雑な経路に沿った塗布工程にも活用できます。繰り返し精度は±0.05mmで、PolyScopeによるプログラミングに対応しています。

ユニバーサルロボットのe-Seriesは、塗布のほか、組立・搬送・検査など幅広い工程に対応し、限られたスペースへの導入や工程変更に伴う再配置にも適したシリーズです。
高性能モーノ方式ディスペンサー「MOHNOMASTER」
武蔵エンジニアリングの高性能モーノ方式ディスペンサー「MOHNOMASTER(モーノマスター)」は、ガスケットシール(CIPG/FIPG)塗布向けの液体塗布装置です。

気泡レス塗布に対応し、優れた応答性と均一な描画幅、高アスペクト比のガスケット塗布を特長としています。吐出流量は0.010~1.700mL/sで、シンクロスピードやサックバックなどの機能も搭載。また、2ヘッド化による2液材料への対応や、2液対応モデル「DUAL MOHNOMASTER」も用意されており、用途や液剤に応じたシステム構築が可能です。

ロボット×ディスペンサーで解決できる製造課題
同デモでは、UR10eがあらかじめ設定した塗布軌跡に沿ってディスペンサーを移動させ、MOHNOMASTERが液剤を定量吐出します。
これにより、
- 手作業による塗布量や軌跡のばらつきを抑えたい
- 高粘度のシール剤・接着剤を安定して塗布したい
- 液剤への気泡混入による品質低下を抑えたい
- ガスケットシール塗布を自動化したい
- 作業者の負担を軽減したい
- 多品種生産にも対応しやすい設備を構築したい
といった製造課題の改善につなげることができます。
HAMASHOでは、ロボットやディスペンサーを単体で提案するだけでなく、対象ワークや液剤、塗布形状、生産条件に合わせて複数メーカーの製品を組み合わせたFAソリューションを提案しています。
タイで塗布工程の品質改善・省人化・自動化をご検討の場合は、HAMASHOまでお問い合わせください。