潜熱回収貫流ボイラ|ヒラカワ
ボイラ効率102%と低NOxを実現。排熱を活用し、省エネとCO₂削減に貢献
ヒラカワの「ConboGasシリーズ」は、潜熱回収技術と完全予混合表面安定燃焼を組み合わせた潜熱回収貫流ボイラです。FPSCC技術と比例制御燃焼方式を採用し、ボイラ効率102%、ターンダウン比1:10を実現。高い効率での運転に加え、NOx排出量の低減にも配慮しています。燃料使用量やCO₂排出量の削減を目指す工場などの蒸気設備に適しています。
解決できる課題
- ボイラの燃料消費量を抑えたい
- 蒸気の需要変動に合わせて効率よく運転したい
- ボイラの運転効率を高めたい
- NOx排出量を低減したい
- CO₂排出量を削減したい
- 安定した品質の蒸気を供給したい
特長
1.運転負荷全域で102%のボイラ効率
完全予混合表面安定燃焼バーナと潜熱回収技術を組み合わせ、負荷の大小にかかわらず高い効率を目指した設計です。ボイラ効率は運転負荷全域で101~102%(低位発熱量基準)です。
2.ターンダウン比1:10に対応
バーナ出力を定格の100%から10%まで連続的に調整できる比例制御燃焼方式を採用。都市ガス13Aの場合、燃焼量が定格の10%になるまでバーナを停止せずに運転できるため、起動と停止の繰り返しによる効率低下を抑えます。なお、LPG使用時のターンダウン比は1:6です。
3.蒸気乾き度99%以上
全運転負荷において、蒸気乾き度99%以上の蒸気を供給します。不純物を含まない高品質な蒸気を安定して供給することができます。
4.低NOx燃焼を実現
完全予混合表面安定燃焼バーナ(FPSCバーナ)を採用し、燃焼室内の温度分布を均一化することで、局所的な火炎温度の上昇を抑制。サーマルNOxを中心としたNOxの発生を低減し、安定した低NOx燃焼を実現します。
5.見やすく操作性に優れたタッチパネル
見やすく、わかりやすい画面表示と優れた操作性を備えた新型マイクロコントローラを搭載。異常停止時には、警報ブザーと画面表示で異常をお知らせし、迅速な状況把握をサポートします。
6.CO₂排出量の削減に貢献
高いボイラ効率によって燃料消費量の削減を図り、CO₂排出量の低減につなげます。
主な用途
- 大きなビルや広い地域の冷暖房設備(地域冷暖房)
- 熱や圧力を利用して製品を作る食品製造・ダンボール製造などの各種工場
- 滅菌や殺菌を必要とする病院
- 乾燥/過熱/滅菌/殺菌/煮沸/加湿/濃縮/冷房/暖房/洗浄/脱臭/溶解/調理/加硫/調湿/解凍/発電/加熱/動力源/反応促進/土壌消毒 など
ConboGasシリーズの基本仕様・性能
| 項目 | 単位 | CG-1500 | CG-2000 | CG-2500 | CG-3000 |
|---|---|---|---|---|---|
| 換算蒸発量 | kg/h | 1,500 | 2,000 | 2,500 | 3,000 |
| 熱出力 | kW | 940 | 1,250 | 1,570 | 1,880 |
| 伝熱面積 | m² | 8.42 | 8.42 | 9.86 | 9.86 |
| ボイラ種別 | — | 小型ボイラ | 小型ボイラ | 小型ボイラ | 小型ボイラ |
| 最高使用圧力 | MPa | 0.98 | 0.98 | 0.98 | 0.98 |
| 常用使用圧力 | MPa | 0.49以上 | 0.49以上 | 0.49以上 | 0.49以上 |
| 常用時保有水量 | kg | 200 | 200 | 260 | 260 |
| 満水時保有水量 | kg | 380 | 380 | 470 | 480 |
| 製品乾燥重量 | kg | 3,200 | 3,200 | 4,000 | 4,100 |
| ボイラー効率 | % | 102 | 102 | 102 | 102 |
| 都市ガス13A消費量 | m³n/h | 82 | 109 | 136 | 163 |
| LPG消費量 | m³n/h | 36.7 | 48.9 | 61.2 | 73.4 |
| 燃料供給圧力 | kPa | 98.1~294(中圧B) | 98.1~294(中圧B) | 98.1~294(中圧B) | 98.1~294(中圧B) |
| 燃焼制御方式 | — | 比例燃焼 | 比例燃焼 | 比例燃焼 | 比例燃焼 |
| 使用電源(50/60Hz) | — | AC 200V 三相 | AC 200V 三相 | AC 200V 三相 | AC 200V 三相 |
| 所要電力 | kW | 8.7 | 8.7 | 14.2 | 15.7 |
使用条件・注意事項
- ボイラ効率の測定条件: 使用圧力0.49 MPa、給気温度35℃、給水温度15℃。
- ボイラ効率の誤差: ±1%
- 燃料消費量の誤差: ±3.5%
- 給水温度: 55℃以上での使用を推奨
- エコノマイザのカバー: オプション