空冷密閉式クーリングタワー「ecobrid」|松井製作所
節水・メンテナンス負担の軽減で、工場の冷却効率を高める冷却システム
松井製作所の「ecobrid」は、循環水を密閉した状態で空冷するクーリングタワーです。水の蒸発や成分の濃縮を抑える仕組みにより、従来のクーリングタワーで課題となるスケールの発生や水質管理の負担を軽減します。冷却ファンによる外気量の調整に加え、外気温が高い場合にはチャンバー部へ散水して冷却を補助。フリークーリングシステムとの組み合わせではチラーの稼働率を抑え、電力消費の削減も目指せます。構成部品をユニット化し、省スペース化と現場での施工性にも配慮しています。
解決できる課題
- 循環水の蒸発や飛散による水の消費を抑えたい
- 水の濃縮によるスケール発生や配管詰まりを防ぎたい
- 水質の悪化による冷却効率の低下や温度管理のばらつきを抑えたい
- 成形品の反り・変形などの不良や、冷却時間の増加を防ぎたい
- 冷却塔の水質管理、ブローダウン、スケール除去などにかかる手間を減らしたい
- 冷却塔からの細菌飛散による人体・環境への影響に配慮したい
- チラーの稼働率を見直し、電気代の削減につなげたい
- 設備の設置スペースや現場施工にかかる負担を抑えたい
特長
1.空冷密閉式の仕組みで、一次冷却水システムの課題に対応
循環水の蒸発や飛散を抑え、外気温が高い場合に限ってチャンバー部へ散水します。水の消費を少なくしながら熱交換を行えるため、水道料金の抑制につながります。
✓ 循環水の蒸発・飛散を抑制
一般的なクーリングタワーとは異なり、循環水が蒸発・飛散することによる水の損失を抑えます。散水は、主に外気温が 30℃以上となる夏場などに行います。
✓ スケールの発生リスクを低減
水の濃縮を抑えることで、カルシウムやマグネシウムなどに由来するスケールの発生リスクを低減。熱交換の阻害や金型温度のばらつき、成形不良、冷却時間の増加などの課題に対応します。
✓ 水質管理・メンテナンスの負担を軽減
一般的な水質管理やブローダウン、冷却塔に付着したスケールのメンテナンス、薬剤の投入・廃棄が不要な構造です。管理作業やメンテナンス費用の削減を図れます。
✓ 細菌の飛散に配慮
密閉式のため、一般的なクーリングタワーで懸念されるファンからの細菌飛散を抑え、人体や環境への影響に配慮しています。
2.フリークーリングシステムによってチラーの稼働を抑え、電気代を最大 54%削減
外気温が低い時期や、求められる冷却水温度が比較的高い条件では、チラーを停止してクーリングタワーから供給される水を直接冷却に利用する方式を活用できます。チラーの稼働率を調整し、不要なエネルギー消費を抑えます。
3.構成部品を一体化し、省スペース化と施工性を両立
制御盤・タンク・バルブなどをユニット化することで、設置スペースを抑えます。構成部品の一体化により現場での施工を迅速にすることが可能です。さらに、ポンプユニットと冷却水タンクにステンレス製部品を採用し耐久性を強めています。
主な用途
- プラスチック成形工場の冷却水供給
- 水質トラブルの抑制
- 冷却設備の水使用量削減
- チラーの省エネ運転
- 幅広い製造業の冷却工程
PET プリフォーム・キャップ、自動車、家電製品、ヘルスケア、日用品、電器部品、医薬品など
