ロボットビジョンシステム「RCXiVY2+」|ヤマハロボット
「見る・判断する・動かす」を一体化。ロボットビジョンを、もっと簡単・高速に
RCXiVY2+は、画像処理機能をロボットコントローラに統合したヤマハのロボットビジョンシステムです。ワークの位置・姿勢検出、ランダムピッキング、表裏・OK/NG 判定、コンベアトラッキングなどに対応。ロボット・カメラ・照明・グリッパを一元制御でき、複雑な通信設定や座標変換を簡素化します。最大 500 万画素、254 品種の登録に対応し、多品種生産の立ち上げ工数削減と生産性向上に貢献します。
▲バラ積み部品の自動化
解決できる課題
- ロボットビジョンの立ち上げ・ティーチング工数を削減したい
- 位置決め治具の製作・交換・管理を減らしたい
- ランダムに置かれたワークを認識してピッキングしたい
- コンベアを停止せず、流れるワークをピックアップしたい
- 多品種生産の段取り替えを効率化したい
- 画像処理とロボット間の複雑な通信・プログラムを簡素化したい
- 外観・有無検査やワークカウントも自動化したい
特長
1.ロボットコントローラと画像処理を一体化
画像処理結果をロボットのポイントデータとして直接扱え、カメラ・照明・ロボットをロボットプログラムから一元制御。一般的な外付け画像処理装置で必要となる通信や座標変換の設定を簡素化できます。

2.キャリブレーションと立ち上げを簡単に
ウィザードに沿って設定できる簡単キャリブレーションを搭載。ワーク登録も「画像取り込み・輪郭設定・検出位置登録」の 3 ステップで行え、立ち上げやティーチングにかかる工数を削減します。
3.最大 500 万画素/254 品種に対応
40 万・160 万・320 万・500 万画素のカメラに対応し、品種設定は最大 254 品種。品種番号を変更することで、多品種ワークの段取り替えにも対応できます。
4.不定形ワークも高速に検出
ブロブサーチ機能により、形状やサイズにばらつきのある食品・衣料品などの位置検出、有無検査、多数ワークのカウントに対応。メーカー比較では、エッジサーチに対して 2~10 倍の速度で検出可能としています。※条件により異なります。
5.コンベアトラッキングに対応
エンコーダ信号から流れるワークの位置を継続して認識し、コンベアを止めずにピックアップ可能。メーカー資料では、コンベアトラッキング 100CPM を達成しています。 RCXiVY2plus_202503-G
6.検査・トレーサビリティにも活用可能
表裏判定や OK/NG 判定に加え、QR コード、データマトリックス、各種バーコードの認識に対応。撮像画像の自動保存や履歴確認もでき、検査工程やトレーサビリティ管理にも活用できます。
主な仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 対応コントローラ | RCX340 / RCX341 / RCX320 ※ |
| カメラ画素数 | 40 万 / 160 万 / 320 万 / 500 万画素 |
| 最大解像度 | 2,592 × 1,944(500 万画素) |
| 品種設定数 | 254 品種 |
| カメラ接続台数 | 2台 |
| 接続カメラ | GigE カメラ PoE(IEEE802.3af、1ch 7W まで) |
| サーチ手法 | エッジサーチ / ブロブサーチ |
| 主な機能 | 位置検出、座標変換、ポイントデータ自動生成 |
| カメラ設置 | 固定カメラ(上・下)/ロボット Y・Z 軸への固定 |
| 外部インターフェース | Ethernet(1000BASE-T)、USB 2.0 |
| 外部モニタ出力 | DVI-I |
| モニタ解像度 | 1,024 × 768 |
| 照明接続台数 | 最大 2 台 |
| 照明調光 | PWM 0~100% |
| 電源 | DC24V ±10%、1.5A Max. |
| 外形寸法 | W45 × H195 × D130mm |
| 質量 | 0.8kg ※RCXiVY2+ユニットのみ、照明制御オプション選択時 |
※500 万画素カメラはローリングシャッター方式のため、コンベアトラッキングには対応していません。トラッキング用途でカメラを選定する際には注意が必要です。
