リニアコンベアモジュール「LCMR200」|ヤマハロボット
高速・高精度搬送で、工程間の「無価値時間」を削減。柔軟で生産性の高いラインへ
LCMR200 は、製造ラインの工程間搬送を高速・高精度に自動化するリニアコンベアモジュールです。最大可搬質量 30kg、最高速度 2,500mm/sec、繰り返し位置決め精度±5μm に対応。各スライダを独立制御でき、前後移動、狭ピッチ搬送、循環、分岐・追い越しなど柔軟なラインを構築できます。搬送ライン上での組立・加工や原点復帰不要の運転にも対応し、タクトタイム短縮、省スペース化、立ち上げ・復旧時間の削減に貢献します。
解決できる課題
- 搬送工程がボトルネックとなり、タクトタイムを短縮できない
- ストッパやセンサが多く、設備構成や調整が複雑
- 品種変更や段取り替えに時間がかかる
- 搬送設備や作業スペースが大きくなっている
- 循環・分岐・追い越しなど自由度の高いラインを構築したい
- 故障時のライン停止時間を短縮したい
特長
1.最大 30kg を高速・高精度搬送
最大可搬質量 30kg、最高速度 2,500mm/sec、繰り返し位置決め精度±5μm に対応。スライダ間機差も±30μm に抑え、高精度な工程間搬送を実現します。※10kg を超える搬送では、質量に応じて最高速度が 1,000mm/sec まで低下します。
2.各スライダを独立して自在に制御
速度・加速度を動作ごとに設定でき、各スライダを独立制御。前進・後退、狭ピッチ移動など、工程に応じた柔軟な搬送が可能です。

3.原点復帰不要でスムーズに立ち上げ
高精度フルレンジアブソリュートセンサにより、電源投入時にスライダ ID と現在位置を認識。原点復帰が不要で、起動時や復旧時の時間ロスを削減します。

4.スライダ上で組立・加工が可能
高剛性ガイドを採用し、搬送ライン上でワークの組立・加工が可能。作業台への引き込み工程を減らし、設備の小型化にも貢献します。
5.循環・分岐・追い越しに対応
純正の循環ユニットやトラバースユニットを組み合わせ、水平・垂直循環、分岐、工程の追い越しなど多様なレイアウトを構築できます。
6.省配線・メンテナンス性にも配慮
モータドライバをモジュール本体に内蔵し、YQLink ケーブルによる接続で省配線化。天面カバーや非接触のモータ・スケールを採用し、異物対策やメンテナンス負担の軽減も図っています。
主な仕様
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 駆動方式 | ムービングマグネット式コア付リニアモータ |
| 位置検出 | 磁気式アブソリュート位置センサ |
| 最大可搬質量 | 30kg |
| 最高速度 | 2,500mm/sec ※1 |
| 最大加速度 | 1.3G(1kg 可搬時) |
| 繰り返し位置決め精度 | ±5μm |
| ロボットスライダ間機差 | ±30μm(ノック穴基準) |
| 最大連結ストローク | 25.5m ※2 |
| 最大ロボットスライダ数 | 64 台 ※2 |
| ロボットスライダ間最小ピッチ | 210mm ※3 |
| 本体断面最大外形 | W175 × H109mm(ロボットスライダ込み) |
| リニアモジュール長 | 200 / 300 / 500 / 1,000mm |
| ロボットスライダ長 | 198mm |
| リニアモジュール質量 | 約 20kg/1m |
| ロボットスライダ質量 | 2.4kg |
| 制御電源 | DC48V |
| 使用温度 | 0~40℃ |
| 使用湿度 | 35~85%RH(結露なきこと) |
| コントローラ | YHX コントローラ |
※1 搬送質量が 10kg を超える場合は、質量に応じて最高速度が 1,000mm/sec まで低下します。
※2 システム構成により異なる場合があります。
※3 詳細な適用条件はメーカー仕様を確認してください。
