エアリークビューアー「MK-750ST」|JFE アドバンテック
見えないエア漏れを複数センサーで見える化し、安全な点検と保全を効率化
エアリークビューアー「MK-750ST」は、配管やフランジなどから漏れる圧縮空気・ガスを超音波で検知し、漏洩箇所をカメラ画像上の音圧マップで示す点検機器です。複数のセンサーで受信した超音波から音源の方向を特定し(ビームフォーミング技術)、音圧の強さを色分けして表示(音圧マップ)。広範囲の視野角により、架空配管や手の届きにくい箇所も地上から確認できます。軽量設計で片手操作ができ、検知画像やCSVデータの記録にも対応。推定漏れ量の表示を、修繕箇所の整理や保全計画の検討に活用できます。
解決できる課題
- エア漏れによるエネルギーロスが発生していても、どこから対処すべきか判断しにくい
- 点検対象が多く、漏洩箇所を一つずつ調べる作業に手が回らない
- 架空配管など、高所や手の届きにくい場所の漏れを確認したい
- 設備の稼働音や周囲の騒音がある環境でも、エア・ガス漏れを探したい
- 漏洩箇所を画像で記録し、修繕対象を明確にしたい
- 推定漏れ量を参考に、保全対応の優先順位を整理したい
特長
1.地上からの点検を支援し、高所作業の負担を軽減
広い視野角(横62°×縦35°)で周辺を確認でき、架空配管や手が届きにくい箇所の点検にも活用できます。製鉄所内で15m離れた位置から架空配管のエア漏れを実際に検知しています。
2.設備を稼働させたまま漏れを検知
超音波を捉えるセンサーにより、機械の稼働音などがある環境でもリークを検知可能です。
3.軽量ボディで片手操作に対応
重量は約740g(本体保護ゴムカバーを除く)、厚さは64mmなので、長時間の走査・探索作業の負担を抑制。電源を入れて対象設備に向け、画面を確認してシャッターボタンを押すシンプルな操作で、検知画像を保存できます。
4.屋内外で使いやすい画面と操作性
日中の屋外でも見やすい画面を備え、グローブを着用した状態でのボタン操作にも対応します。小型・軽量設計により、架空配管の点検時に腕や肩へかかる負担を抑えます。
5.推定漏れ量と記録画像で設備保全を支援
漏洩箇所を画像として保存できるため、修繕箇所を明確にする資料作成に役立ちます。推定漏れ量の表示を参考に、修理や保全計画で優先する箇所を整理できます。
※推定漏れ量は独自の計算方法による推定値であり、絶対値ではありません。
主な用途
- 配管の腐食によるピンホールからのリーク検出
- フランジのゆるみやパッキン劣化によるリーク検出
- レギュレーター接手部からのリーク検出
- 溶接不良箇所からのリーク検出
- 溶接機などのエアチューブからのリーク検出
- 真空引き配管の吸い込み検出
- エア、蒸気、窒素、アルゴンなどの気体漏れの点検
※測定環境や漏れ方によっては検出できない場合があります。
主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 超音波センサー | 中心周波数 40 kHz |
| 検出性能 | 圧力70 kPa、0.2 ㎜φ穴からのリークを距離7 mで検出可能 ※当社試験設備による |
| 検出表示範囲 | 横方向 約62°、縦方向 約35° |
| 画面 | 4.3インチ LCD、800×480画素 |
| 表示更新回数 | 約5回/秒 |
| その他機能 | ピークホールド機能、簡易漏れ量表示機能、スリープ機能 |
| 記録内容 | 音圧マップ重ね合わせ画像(JPEG)、カメラ画像(JPEG)<br>音圧マップデータ(CSV)、データリストファイル(CSV) |
| データ記録 | 記憶件数3,500件以上(記録メディア:1GB内蔵メモリー) |
| データ出力 | USB通信(対応OS:Windows 8.1、Windows 10) |
| 電源 | 充電池パック(連続使用時間:約8時間、充電時間:約3時間) |
| 外形寸法 | 幅182×高さ114×奥行64 mm(ハンドストラップ、本体保護ゴムカバー含まず) |
| 質量 | 約740 g(充電池パック含む。ハンドストラップ、本体保護ゴムカバー含まず) |
| 保護等級 | IP42 |
| 標準構成 | 本体、充電池パック(RRC2057)、充電器(RRC-SMB-MBC)、ハンドストラップ(MK-9907)、本体保護ゴムカバー(MK-9909)、USBケーブル(U2C-MF10BK)、取扱説明書 |
| オプション | 充電池パック[予備品](RRC2057)、ネックストラップ(MK-9908)、キャリングケース(MK-9705)、携帯用収納ケース(MK-9706)、基準発振器(MP-161-S001) |
