全機能デジタルコントロールディスペンサー「SuperΣCMⅣ」|武蔵エンジニアリング
エアパルス方式の様々な課題を解決した高精度吐出+環境対策機能を搭載
エアパルス方式ディスペンサー「SuperΣ(スーパーシグマ)シリーズ」に搭載されている「Σ3 大機能」
①液面低下による圧力減衰を検知・補正し一定の吐出量を維持する「水頭差自動補正機能」
②バキューム圧力を自動調整し、液ダレや空気の巻き込みによる仕上がりムラを防ぐ「液ダレ自動防止機能」
③残量を高精度に検出して材料切れ直前に2段階で警告する「自動残量警告機能」の3つ。
さらに、生産現場での消費電力・エア流量の削減に加え、高価な材料の廃棄ロスを最小限に抑える環境対策とエコ機能を加え、デジタル制御による高精度な塗布と高い生産性を実現します。
解決できる課題
- 塗布量のバラつき・品質不良などの品質管理
- 突然の材料切れによる生産ラインの停止対策
- 高価な液剤の廃棄ロス(材料コスト削減)
- 省エネ・環境対応(ランニングコスト削減)
特長
1.残量低下に伴う吐出量の減少を防止
水頭位置を自動検出して補正する水頭差自動補正機能により、均一な量の液剤を精度高く塗布できます。
2.ノズル先端からの液ダレ・空気巻き込みの防止
液剤残量に合わせてバキューム圧力を自動で調整する液ダレ自動防止機能により、低粘度液剤の自然垂れ、ノズル先端での空気の巻き込みによる吐出不良を抑止して、製品の不具合やムラを防止します。
3.精密なセンシングによる事前警告
シリンジ内の液体材料の残量を高精度にモニタリングし、材料がなくなる直前に 2 段階で警告(自動残量警告機能)を出します。
4.目視しづらい現場での作業性向上
イエロー LED 照明の下や温調ブロックを使用している現場など、シリンジ内の液体残量を目視確認しにくい環境でも、材料切れによる塗布の途切れやライン停止、そしてやり直し作業のリスクを回避できます。
5. シリンジ内の液剤を極限まで使い切る
水頭差補正と精密な残量検出により、塗布精度を落とすことなくシリンジ底付近まで液剤を使い切ることが可能です。高額な接着剤や半導体用材料、液体金属などの廃棄(シリンジ残滓)を大幅に減らし、歩留まり向上とコスト削減に貢献します。
6. エア消費量・消費電力の削減
エコモード(待機時のエア消費量を 90%以上削減)やスリープモード(制御ユニットの待機消費電力を最大 25%削減)を搭載しており、工場全体の省エネ・脱炭素化を推進できます。
生産現場における「塗布のムラ」「作業の中断」「材料の無駄」といった各種トラブルを一括で解決し、安定した品質管理と生産性の向上を実現するフラッグシップモデルです。
用途
- 接着剤、銀ペースト、はんだペースト、シリコン樹脂、UV 硬化樹脂、ポッティング材などの各種微量・定量塗布
- 電子部品・半導体製造工程
- 半導体パッケージング、基板への精密ポッティング・ドット塗布、アンダーフィル(隙間充填)
- 長配管、自動化ライン(装置組込み)での塗布
- 独立 AIR OUT ユニット組み込みによる、ロボット装着や設備・装置組み込みでの長配管環境における自動塗布。
- 温度変化に敏感な液剤・プロセスの塗布
- 温調コントローラー(加熱・冷却)を利用した、液温変化による粘度・吐出量のズレを防ぐ厳格な品質管理が必要な工程
など
仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 吐出モード | タイムドモード、マニュアルモード |
| 吐出圧力調整範囲 | 高圧タイプ:30.0~500.0 [kPa]/低圧タイプ:5.0~200 [kPa] |
| 吐出時間設定範囲 | 0.001~9999.999s |
| バキューム圧力設定範囲 | 0.00~ -5.00 [kPa] |
| 信号仕様 | NPN PNP |
主な機能
水頭差自動補正、液ダレ自動防止、自動残量警告、α 補正、δ 補正、バキューム圧力補正、残量表示補正、吐出カウンタ、ストップウォッチ、和英中表示切替、 オートインクリメント、オートスロープ、エクスプレスショット、吐出条件補正、自己診断、日時、運転履歴、パスワードロック、パラメータバックアップ、表示言語切替(日本語/英語/中国語)、表示単位切替(kPa/bar)、I/O 機能割付
チャンネル数 400CH
